横浜新都市交通

kazukiharuna2003-12-03


福浦から幸浦ゆきの一般式硬券乗車券。
な、なんと好ましい。こんな券が日常的に新交通にあったら……というのは、まぁ、マニアの妄想。
実際には当然自動改札が入っているし、ホームドアも完備の新鋭なのです。
この切符は、マニア向けに発売した記念券。記念きっぷが、もっとも「通常の券」に近いというのは、皮肉というか、アンビバレンツな気もするけれど、時代の趨勢か。


私が最初にシーサイドラインに乗ったのは、平成2年だったと思う。開業の翌年かな。
他の乗り歩きのスケジュールの都合上、夕方から日没にかけてになってしまったのだけれど、そのとき海上に見えた月が忘れられない。なんだか、窓のすぐそばにあったような気がした。


今ではだいぶ施設も古びてきて(というか、潮風の影響によるサビが目立つ)、目新しさもないんだけれど、昼間の空いている時間帯に先頭車両なんかに乗ると、自動運転の奇怪さを存分に味わうことができる。


さて、シーサイドラインでは、このような硬券の記念切符を数回にわたって発売している。鉄道の日に出たやつは、往復券まであったなあ。
それ以前にも、実在しない駅名の入場券なんか出したりしたらしい。持ってないけど。てゆーか、それは記念きっぷなのか??