思い出の桜庭駅

乗降客の少ない（というか、ゼロの）駅を、路線営業中に廃止することがときどきある。
駅だけが間引かれるわけですね。
JR北海道で顕著であり、過去にいくつもの駅が消えてきた。
この桜庭駅もその一つなんだけれど、まとめて4駅が廃止になったあとで、ひっそりと消えたので、「いつの間に……」と思われた方もいらっしゃるかな。
当時JR北海道では、このようなD型硬券と呼ばれる横長の切符が大盛況。どこの駅に言っても、五枚セットくらいで、「観光記念」として販売していたように思う。
今ではその波も収まってしまい、あのときはあまり見向きもしなかったこうした券でさえ、買っておけばよかったなあ、なんて思ったりもする。


先日ここに書きました「国鉄乗車券類大辞典」を入手。
労作というより他、言葉が見つかりません。
こうした「切符のカタログ」って、あまり例が無いんですよね。
データがかなり流動的であることも理由ですし、元々収集のためのもんじゃねえ、という建前もあるんだろうなあ。
個人出版レベルでもいいし、もちろんWebでもいいので、欲しいと思っているのですが、じゃあ、お前がやれって言われちゃうよね。
……2004年は、出来る限りのことはしてみようかと。