員弁大泉簡易郵便局

kazukiharuna2004-03-24


逸「品」ではないけれど、いいよね。
この民家のような建物は、員弁大泉簡易郵便局。いや、「のような」ではなく、ほとんど民家なのですが。
直筆の張り紙によれば、40年もの長きに渡り郵便業務を続けてきたそうで。
一時閉鎖という形ではあるけれど、3月31日をもって、ひと区切りとなるわけですね。


たとえ何であれ老朽化は避けられない。モノは古くなるのだ。
そうなったときに、新しく作り直すのか、補修して使い続けるのか、きっぱりとやめてしまうのかを選んでいくわけで。
人生とはそうした選択の連続であり、失われたモノをいとおしく思う気持ちは、多かれ少なかれ誰にだってある。
記録は記録として、しっかりと目に焼きつけ、私たちはまた、次なる場所を目指すのです。


まだまだ、前途洋洋。