紀州鉄道

kazukiharuna2004-08-19


ちょっと西に戻りますが、すごいインパクトだよなあ。
この学門駅は、中学校前駅として開業し、戦時中に営業を休止していたものを昭和54年に復活させたもの、ととらえていいのだと思いますが。
学校の門前だから、「学門」。最初から縁起切符を売る気満々だったのですね(笑)
しかし、現在も過去も無人の停留場。入場券は、隣の紀伊御坊駅で発売をしています。
復活当初から隣の駅で切符を売っていたわけですが、当時はそういうケースが他に無く、「隣の駅で入場券を売っている変な駅」として紹介されたこともありました。


私が紀州鉄道を知ったとき、営業キロは3.4キロ。日本一短い鉄道でした。
その後、北総線の延長戦として、「住宅・都市整備公団」が開業したとき、たった1駅の営業でしたので、「おお、これで日本一は受け渡すのだなあ」と思ったら、1駅で4キロあったという……(笑)
現在の日本一は、芝山鉄道。2.2キロ。日高川駅を廃止して、2.7キロになった紀州鉄道よりさらに短いのですが、紀州鉄道は何がスゴイって、その区間に全部で5駅あるところだよね……。