郵趣編集部編、風景入スタンプ集、郵趣双書30

kazukiharuna2003-11-13


奥付をみると、1963年発行。ざっと今から40年前の本。
風景入スタンプ、いわゆる風景印の歴史は、昭和6年にまでさかのぼるのだそうで。
この本に収録された印は、1387局。ただし、廃止された印も含む数字である。
2003年現在風景印を設置している局の数は、10000局を突破。廃止された印も含むとなると、相当な数になる。


と、まあ細かい数字はともかく、見ていて楽しいのが、この種のカタログ本。
じっくり見ると驚くべきことがいろいろとわかってくる。
例えば、この本に収録された1387局の印は、ほぼ7人の図案家によって描かれているということ。
北海道の多くの局には、旧国名が冠されていること。
現在もなお、同じ印を使用している局があること。などなど。


奥が深いね。


ちなみにこの本は、郵趣関連の古書市で、たった100円で入手しました。ほくほく。