夕張鉄道

kazukiharuna2004-05-19


本日より長期シリーズです。途中休憩を挟みつつ、どこまでいけるでしょうか。
で、廃止私鉄の乗車券。基本的に日付の入っていないものは、廃札券です。廃止後もしくは営業中に、正規に発売されたわけではなく、蔵出しされたり、ファンサービスの一環として発売されたものがほとんどです。
あまりそれを好まない方もいらっしゃるかとは思いますが、ひとつの資料としてごらんいただければと思います。


北海道には数多くの廃線が眠っていますが、その多くが炭鉱からの積み出しに活躍し、時代の趨勢とともに消えていったものです。この夕張鉄道もその一つかな。
よく廃札券を見かけますが、何が凄いって、存在したほとんどの駅発の切符があるということ。それはつまり、ほとんどの駅に駅員がいた、ということ。
どれだけ炭鉱というものが重要で、栄えていたのか、ということを想像させると同時に、現在の衰退をしみじみと考えさせる話です。
ちなみにこの駅名は「ナンポロ」と読むようです。